軽量形鋼 ー 製造方法ほか

  • リップ溝形鋼
  • 軽溝形鋼
  • 軽山形鋼

 

製造方法

軽量形鋼は、熱間圧延鋼板及び鋼帯、冷間圧延鋼板及び鋼帯、又はめっき鋼板及び鋼帯から冷間でロール成形などによって製造する。

形状寸法の許容差

区 分 許容差
高さ(H) 150㎜未満 ±1.5㎜
辺(A)又は(B) ±1.5㎜
リップ(C) ±2.0㎜
隣り合った平板部分が構成する角度 ±1.5 °
長さ(L) 7,000㎜以下 0~+40㎜
7,000㎜を越えるもの 長さ1m又はその端数を増すごとに
上記プラス側許容差に5㎜を加える
曲がり 全長の0.2%以下
平板部分の厚さ(t) 1.6㎜以上 2.0㎜未満 ±0.22㎜
2.0㎜以上  2.5㎜未満 ±0.25㎜
2.5㎜以上 3.15㎜未満 ±0.28㎜
3.15㎜以上 4.0㎜未満 ±0.30㎜
※断面寸法及び直角度の測定位置は、軽量形鋼の両端部を除く任意の点とする。
※JISG3350より抜粋

化学成分及び機械的性質

種類の記号 化学成分 機械的性質
降伏点
又は耐力
引張強さ 伸 び
(%) (%) (%) (N/mm2 (N/mm2 厚さ(mm) 試験片
SSC400 0.25以下 0.050以下 0.050以下 245以上 400~540 5以下 5号 21以下
※JISG3350より抜粋

製造可能範囲

(1)材質は、熱間圧延鋼板及び鋼帯、冷間圧延鋼板及び鋼帯、又はめっき鋼板及び鋼帯の他、
高耐食性めっき鋼板及び鋼帯も製造可能です。
(2)形状は、ロール成形可能な特殊形鋼の設計も承ります。

但し
板厚・・・・・・・・・・t= 0.3㎜~3.2㎜
素材料巾(展開巾)・・・w≦ 260㎜
長さ・・・・・・・・・・ L≦ 12,000㎜

  • リップ溝形鋼
  • 軽溝形鋼
  • 軽山形鋼

 

 

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